女性のおしりの穴くすぐり調査研究報告書

※フィクションです

報告書の要旨

今回の報告書では、まず第一に知られていない事実として、実際の女性がくすぐったいと感じる箇所の上位がおしりであること。さらに一部の女性はおしりの穴を最もくすぐったい箇所の1つだと感じていることを実験により明らかにする。

第二に、おしりの穴をくすぐったいと感じる度合いは、概ね、おしりの穴に対して女性が抱いている羞恥心や触られることへの抵抗感および屈辱感とも相関傾向があり、同じくすぐり方でも女性がその状況にどのような羞恥心や屈辱を感じるかによって、くすぐったさの感じ方が変わってくる点を実験により明らかにする。

第三に、同一の状況かつ同一のくすぐり方であっても、誰にくすぐられるかによって女性のくすぐったさの度合いが変わることを実験により明らかにする。

女性のおしりの穴くすぐり調査研究報告書~実験1「一番くすぐったい箇所の調査」

※フィクションです

おしりの穴-。

それは女性にとって最も見られるのが恥ずかしい部位の1つである。
とある統計調査によると、全ての女性のうち半数以上が肛門を「アソコよりも他人に見られるのが恥ずかしい場所」と認識していることがわかっている。

そして同時に肛門は身体の部位のなかでも最も「くすぐったい場所」の1つでもあることもわかってきている。実際にこれを裏付ける研究結果も存在する。

実験1 くすぐったい箇所の調査

この実験では、調査協力を得ることのできた満18歳以上の女性300人を対象に、まず事前に「自身がもっともくすぐったいと感じる部位はどこだと思うか?」というアンケートを実施した。

これらの事前アンケートでの回答結果では、自身のくすぐったい箇所として挙げられた部位のトップ3は、足の裏(82%)、腋の下(73%)、脇腹(71.3%)だった。またそれについで、ひざ(61%)、耳(62%)、首(59%)、太もも(52%)などの回答も多く、これらは世間一般に認知されている「くすぐったい箇所」とほぼ一致した。

次に、被験者の女性に衣服を脱いでもらい、全裸にさせた上で実験用の拘束具に両手足を拘束した。そして女性の実験者が対象者の全身を隅々までくすぐった上で脳派を測定し、実際にどこが最もくすぐったいと感じているかを調査した上で、事前アンケートの結果とどの程度、自己認識に差異が存在するかを検証したのだ。

なお拘束には通常の拘束具を用い、体勢は全身がくすぐりやすいよう、オーソドックスな立ちX字拘束具、うつ伏せ大の字拘束具、椅子M字開脚拘束具、の3パターンを採用した。

またくすぐったさを感じている度合いを調査するために、今回は、女性の生体的な反応(顔の紅潮、体温の上昇、心拍数や呼吸の乱れ、発汗の程度)や、笑い声の大きさの測定、暴れたり逃げようとする度合い(拘束具をひっぱる力の強さなどの測定)、脳波分析など、10個の評価項目を元に定量的に分析した。

この結果、面白いことがわかった。

女性被験者のうちおよそ63%が、おっぱいや股、おしりなどの性的部位をこちょこちょされると激しく「くすぐったい」と感じていることがわかった。とくに乳首や陰茎といった性的に敏感な部位や、その周辺を指でこちょこちょされると、激しい反応を示す女性が多く、なかにはくすぐったさのあまり実験の中断を懇願する女性も多くいた。

個人差はあるものの、おしりを異常に「くすぐったい」と認識した女性は多かった。

実験者の女性スタッフが、指を被験者のおしりの尻臀(しりたぶ)に這わせ、10本の指でこちょこちょとくすぐると、被験者は顕著なくすぐったさを示した。これらの反応は、腋の下を同じ方法でこちょこちょとくすぐったときの反応の大きさと、概ね同じものであった。

「あはははははっっっ!!だめだめーーははっははっっ!!くすぐったいーーはっはっはははははっ!!」

うつ伏せで台の上にX字に拘束された女性被験者は、スタッフにおしりをこちょこちょされると激しい反応を示し、大声でゲラゲラと笑う、必死におしりをくねらせて指から逃げようとする、拘束具を強く激しくひっぱる、などの反応をした。

さらに実験者がおしりの穴(肛門)をくすぐりはじめると、一部の女性被験者はかつてないほどの激しい反応を示した。

おしりの穴は、女性被験者の中でも最もくすぐりに対する反応の個人差が大きい部位だった。あまりくすぐったさを感じず、むしろ困惑や戸惑いを示す女性も全体の半数存在した。一方で、一部の女性はおしりの穴をくすぐられることに激しい反応を示しており、「最もくすぐったい場所」と感じていることがわかった。

「あーーはっはっははははははっっ!!やめでっ!! むりむりっ本当むりーーはっはははははっ!!はははっ!」
「ぎゃははっははははははっっ!!聞いてないっ!聞いてないでずーーーはっはっはははははっはははっ!」「どこくすぐってんのよーーはっははっははっはははっ!!」

実験者の女性スタッフは、うつ伏せで台の上にX字に拘束された被験者のおしりの割れ目に指を差し込み、肛門の1本1本のしわを優しくなぞるようにこちょこちょした。被験者はおしりの穴のくすぐりに激しく抵抗して暴れ、多量の発汗、著しい体温の上昇、激しい呼吸の乱れが観測された。

大声で笑い狂い、「そこはやめてください」と実験者に懇願しはじめる女性や、くすぐったさのあまり「許してください」泣き始める女性まで存在した。女性被験者には事前に同意書を得たうえで何があっても実験の30分間はくすぐりを止めないことの約束を得ていたため、女性被験者が泣いた場合でも実験は継続した。

事後アンケートでは、おそよ4%の女性が「最もくすぐったい箇所」におしりの穴を記載し、およそ13%の女性が「くすぐったい箇所のトップ3」におしりの穴を選んだ。ほぼ全員が、事前にはおしりをくすぐったい箇所として認識していなかったこともわかった。

(アンケート結果)

「おしりの穴がヤバかったです…」(銀行員 24歳)

「おしりの穴が一番くすぐったかった。そんなところをくすぐられると思ってなかったので、準備できてなかった。死ぬかと思った」(女子大生 21歳)

「恥ずかしいですが、おしりの穴が一番くすぐったいと感じました。息ができないかと思いました」(エステ勤務 22歳)

「足の裏と脇の下と….あと、肛門がくすぐったくて苦しかったです。肛門があんなにくすぐったいとは知らなかったです」(女子大生 21歳)

「おしりの穴がくすぐったすぎて、恥ずかしいとか忘れるくらいくすぐったくて泣いてしまいました。実験者がすごく意地悪で、本当にやめてと言ってるのに、しつこくおしりの穴を指で広げて爪でこちょこちょしてくるので泣くしかなかった。いま思い返すと、すっごく屈辱だし、あの女性の実験者に同じことをしてやりたいです」(保育士 20歳)

 
以上がアンケート内容の引用である。

 
また調査会社では、くすぐり実験中の女性の脳波を感情分析し、女性被験者がくすぐられている最中に(主にくすぐったい以外に)どのような感情を抱いているかを分析した。

その結果、「恥ずかしい」という感情と「くすぐったい」という感情には有意な相関傾向がみられることがわかった。すなわち、女性被験者の多くは、触られるのが恥ずかしいと感じている部位を、同時にこちょこちょされるとくすぐったいと感じていることがわかった。

また、おしりの穴をくすぐられて激しい反応を示した女性被験者の多くが、激しい羞恥心と同時に「屈辱」を感じていることもわかった。

女性の多くは心を許していない相手におしりの穴を触られることに対し、屈辱を感じる傾向があるようだ。また、おしりの穴をこちょこちょされて、強制的に笑わされることに対し、激しい羞恥心と屈辱感を感じているようだった。

この屈辱感とくすぐったいと感じる感情にも、一定の相関傾向がみられたが、この傾向はとくにおしりの穴のくすぐりに顕著だった。

 

おしりの穴のくすぐり実験2~羞恥や屈辱とくすぐったさの関係の調査

※フィクションです

この屈辱とくすぐったさの関連を調べるため、さらに追加調査を行った。

女性被験者200名を追加で募集し、性格分析に関する事前アンケートを実施した。評価項目は一般に自己分析テストなどで用いられるものである。

その結果をもとに、女性を自己肯定感の高い女性(自分を美人だと感じていたり、ステータスがあると感じていたり、一般にプライドの高い女性)とそうでない女性の2グループに分けた上で、おしりの穴のくすぐり実験をおこなった。以下、前者をグループA(=被験者群)、後者をグループB(=比較対照群)とする。

なお、これらの女性には事前にどの部位をくすぐるかを告知していない。(これら女性被験者には、全裸になって手足を拘束すること、身体のあらゆる部位をくすぐられる可能性があることについて事前同意を得ているが、具体的にどの部位をどのようにくすぐるか、については何の事前告知もしていない)

さらに、女性被験者を通称「壁尻」(かべしり)といわれる格好に拘束した。特別な実験拘束装置を準備し、女性を2部屋の仕切りとなる壁に埋め込むようなかたちでの拘束である。

女性の上半身だけはモニタリングルーム(被験者の待機室)に露出させ、下半身、とくにおしりだけを別室の実験室の壁から露出させるようなかたちでの拘束である。実験室側からの映像は、モニタリングルーム(被験者の待機室)でも頭上のモニターに映し出し、何をされているのか、自身にも他の被験者にもわかるようにした。

この拘束方法は、もっともおしりの穴を自由にくすぐりやすい体勢であること、女性に羞恥心や屈辱を与えやすい構図であること、などの理由により採用した。なお、実験の趣旨の邪魔にならないよう身体的な披露や負担はない姿勢になるよう十分に考慮した。

 
次にこの体勢のまま、実験を開始した。
別室の研究実験者(男性スタッフ)が女性のパンツをおろし、いきなりおしりの穴だけを30分間くすぐった。今回の実験では他の部位は一切くすぐらず、おしりの穴だけを執拗にこちょこちょしつづけた。

「いやぁっ(照)….ちょっ…待って! 何して….ぶーっはっはっははっはははははっ!!」「だめだめだめーーはっはっはっははははははっ!!ひーーひっひひひひひっひひひっっ!!」

くすぐり方による個人差で結果に偏りが出ないよう、実験は2人がかりでおこなった。1人が対象の女性のおしりの穴を左右に大きく広げ、もう1人が同一の規格の 筆・羽・電気歯ブラシ の3つの道具を使った。いずれの被験者も、羽や筆で1秒間に肛門を上下に1~2往復なぞる、という方法でおしりの穴をくすぐった。

その結果、実験1の場合(脇の下や足の裏などを順番にくすぐった被験者)に比べて、事前に告知なく、いきなりおしりの穴だけをくすぐられる女性被験者は、より激しい屈辱を感じ、同時に激しいくすぐったさを感じることがわかった。

とくにプライドの高い女性グループの被験者は暴れまわり、顔を真っ赤にしてゲラゲラ笑い、必死に「やめて」などの懇願の言葉を口にするなど、もう片方のグループの被験グループ(=グループB)の女性に比べて、明らかに「くすぐったい」反応を示した。

つまりプライドの高い女性の方が、おしりの穴をくすぐったいと感じていたことがわかった。この傾向は、脳波の数値や、発汗の程度、過呼吸の指数、涙を流す分量などの数値データでも確認できた。

なかには、おしりの穴だけを執拗にくすぐり続けることに対し、ゲラゲラと笑いながら怒りだす女性や、笑いながら罵詈雑言を浴びせる女性もいた。(25歳 ファッション雑誌のモデル経験者の女性)

「ぎゃーーはっははははははっ!!やめろってばーーははははっはっ!い、いい加減にしろよーーははっははははっ!!」「もうやめでって言ってるでじょーーはっはっははっは! こ、このクソ変態どもーーはっははっはっ!」

くすぐられる女性の表情はだらしなく弛緩するため、通常はどの程度本気で怒っているかの判別が困難である。ただし今回導入した脳波分析機では、実際に実験者に対して激しい怒りの気持ちと憎悪を感じていたことが数値で確認できた。

今回の実験では、女性の屈辱感とくすぐったさの関係を調べることが目的のため、怒った女性には、敢えて全員の前でその態度をたしなめた。「このような科学的な実験の場で罵詈雑言をいうのは、他の協力者にも迷惑である」と逆に叱責した上で、「罰だ」と宣告し、さらに他の被験者の前で15分間、おしりの穴のくすぐりを続行することを試みた。

このとき、女性の感じる屈辱のメーターは、1~100の閾値で95(日常生活で感じる屈辱の最大レベルは65程度)を記録し、同時にくすぐったさを感じるメーターは、この日、最高の数字を記録した。つまり、実験の名目でくすぐられるよりも、皆の見ている前で「罰」としておしりの穴をくすぐられることで、より女性がくすぐったさを感じていることが判明した。

最終的にこの女性には、皆の前で大きな声で「ごめんなさい」を言うまでおしりの穴のくすぐりを続けた。この結果、この女性の感じる屈辱とくすぐったさは同時にピークに達した。

 
「あはっははっはははっ!!ごめんなざいーーっははっはははっ!!ごめんなざいーーひっひひひひっ!!」

このとき、くすぐり方については一切、変更を加えていない点が重要である。

これらの実験結果から、自身の置かれるシチュエーションやくすぐり方に対して羞恥や屈辱を感じる度合いが、同じくすぐり方でも「くすぐったい」と感じる度合いに影響を与える事例が観測された。

 

おしりの穴のくすぐり実験3~「好みの異性にくすぐられる場合」

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次に「誰にくすぐられているか?」が、女性被験者の感じるくすぐったさにどの程度、影響を与えているかを調査した。

実験では、おしりの穴をくすぐったいと感じる女性だけを対象とし50名で調査をおこなった。(女性被験者には、おしりの穴をくすぐる実験をすることを伝えているものの、誰が実験者となるかは告知していない)

実験3 好みの異性にくすぐられる場合

最初の実験では、容姿が端麗な男性を実験者とした。20~35歳の容姿の端麗な男性で、女性被験者の年齢に近くかつ事前にヒアリングした女性被験者の好みの異性に最も類似する男性(以下、単にイケメンの男性と呼称)とした。

前回と同様、まずは被験者の女性を壁尻(かべじり)の格好で拘束した。女性を実験ルームAと実験ルームBの間の壁にとりつけられた特別な拘束具に拘束し、女性の上半身だけは実験室(A)の壁から露出させ、下半身、とくにおしりだけを実験室(B)の壁から露出させるかたちで拘束した。

女性の上半身は、流行のブランドの衣服などを着用させ、拘束後にメイクや髪のセットなども美容師の監修のもと、しっかり行った。一方、下半身はパンツを含めた全ての衣服をスタッフが脱がせ、カエルのように足を左右に広げさせたうえで、両足を拘束した。

肛門はあらかじめ見えやすく広げた上で、テープをおしりに貼って固定した。

実験では、まず最初に実験室(A)の方で、イケメン男性と女性被験者を対面させ、30分間、普通に親密になるためのトークするように指示した。

この際、イケメン男性からは「髪が綺麗だね」「顔が好みだよ」など、女性被験者を異性として意識させるようなことを口にさせた。女性がイケメン男性に好意を抱いていることがわかる場合には、「実験が終わったら一緒にご飯に行こう」といったデートの約束をしたり、髪を撫でる、頬に触れる、といった軽度のスキンシップも試みた。

 
その上で、30分の経過後、男性実験者には実験室(B)に移動してもらった。

女性のほぼ全員が、この時点で男性が反対側の実験室に移動することに激しい抵抗と羞恥心を示した。脳波の数値は激しい羞恥心を示した上、被験者の女性の半数がスタッフに「実験をやめてほしい」と口にした。

また下半身を見られることを想像した女性の半数が、この時点で性的興奮を示していた。反対側の実験室で観察する研究者の報告では、多くの被験者の女性の性器が濡れたり、肛門がヒクつくなどの現象を観測した。

反対側の実験室に移動した協力者のイケメン男性には、30分間、女性のおしりの穴を指でこちょこちょしてもらった。

この際、男性の声がイヤホン越しに女性の被験者に伝わるようにしたうえで、50名の女性を3つのグループに分けて実験した。

グループA … 男性は何も喋ることなく黙って30分間、女性のおしりの穴をくすぐる
グループB … 男性は女性のおしりの穴をくすぐりながら、女性のおしりや肛門を「キレイだね」などと褒める
グループC … 男性は女性のおしりの穴をくすぐりながら、女性のおしりや肛門を「汚い」などと侮辱する

 
協力のイケメン男性は一般人のため、被験者の女性に同情して手加減することがないよう、インセンティブ制度を採用した。指定時間内にこちょこちょで女性を泣かせることができれば、2倍額の報酬を支払うことをあらかじめ約束した。

グループBの女性に対しては、男性は褒めるような言葉掛けを行いながら、おしりの穴をこちょこちょした。

「綺麗なピンク色の肛門だね」
「かわいいおしりの穴だな」
「こんなところがくすぐったいの?恥ずかしいね」

くすぐられた女性の多くは(グループAと比較して)さらに激しい羞恥反応を示し、同時にさらに激しいくすぐったさを感じた。具体的に観測された症状は、顔の火照り、涙目、ヨダレ、発汗、過呼吸などだった。おしりの穴のくすぐりに笑って悶絶しながらも、目をトロンととろけさせたり、性器を濡らしたりする女性が多かったのが特徴的である。

「あははっははははっははっ!!やだぁああっ!もうやめてーーははっはははははっ!」「(おしりの穴)こちょこちょするのやめでーっははっははっはははっ!!」「でーっへへっへっへっへへっ」

ここでも、何も言わずに無言でおしりの穴をくすぐられたグループAの女性より、グループBの女性がより「くすぐったい」反応を示した点は興味深い。

一方、グループCの女性に対しては、男性は侮辱するような言葉をかけながら、おしりの穴をこちょこちょした。

「汚ったねえ肛門だな、なんだこれ(笑)」
「ちゃんと毛剃ってこいよ、みっともないなぁ」
「かわいい顔して肛門しわしわじゃねーか(笑)」

 
男性には、被験者のおしりの穴の特徴や個性をバカにしたり、侮辱しながらおしりの穴を指でこちょこちょしてもらった。

ただしグループBとグループCの女性は、無作為に選別したものであり、実際の女性の肛門の綺麗さや汚さとは無関係である。このことは、女性の尊厳を傷つけないため、実験後に被験者の女性に伝えている。

実験結果では、グループCの女性は他のどのグループの女性よりも激しい屈辱の反応を示した。脳波の感情分析では高い数値を示し、具体的には表情が屈辱や悔しさで歪む、むせび泣きながら笑い悶える、肛門を震わせたり、激しくヒクつかせる、などの症状が見られた。

また僅かではあるが、グループCの女性の方が傾向としてもっともおしりの穴を「くすぐったい」と感じたこともわかった。

感情分析では、高い屈辱や怒り、悔しさを男性に対して覚えているはずなのに、自分の意思で笑いを止めることができない様子だった。男性に侮辱されながらおしりの穴をこちょこちょされて、それでも否応なくゲラゲラと笑ってしまう。そのことに、余計に惨めさを感じて泣き出す女性も多かった。

以下は実際の被験者の一部の会話を抜粋したものだ。

 
(高級デパート受付嬢の女性 26歳)

「ほら…、顔かわいいのに肛門黒くてごめんなさいって言えよ? 言えばくすぐるの許してやるよ」
「あーーははっははははははっ!!はーーはっははっ!ごめんなざいっ!!ごめんなさいーーひひひっ!」

「ちゃんと言えよバカ」
「ひーーひひっひひひひひひっ!!!はっはっははっこ…肛門っ黒くてっひひひひっ..ごめんなさいーーひっひひひひっ(泣)」

「ちゃんと全部言えっつってんだよ、舐めてんのか?バカ」
「はーーはっはははっ許じでーーははっはははっ」「はっはっはっはははっ!! か、顔かわいいのにーーひっひひっ、肛門汚くてごめんなざいーーひっひひひひひっ!!ひーーひひひっ!!(泣)」

「許すわけねーだろ、みっともないもの見せた罰だ。残り10分、ケツ穴くすぐってやる」
「あーーはっはははははっ!!もういやっ!もういやーーはっははっははははっ!!勘弁じでぐだざいーーひひっひひひひひっ!!」

 
拘束方法には壁尻(かべじり)を採用しているため、上半身でどれだけ暴れたり泣いたりしたところで、下半身はカエルのようなポーズのまま微動だにできないようになっている。せいぜい動かせる部位は、足の指先と肛門のしわくらいだ。

また男性は、実験室側からは女性の声は聞こえるが、表情は見えない。
壁から突き出している女性の下半身の肛門をこちょこちょするだけなので、それほど精神的な負担を感じることはない。

肛門が汚いなどの感想も、本人を目の前にしていないので、自由に思ったことを口にできるよう配慮した。

 
また30歳前後の女性の一部には、イケメンの男性におしりの穴を侮辱されながら指でこちょこちょされることに対し、強い性的興奮を感じていることもわかった。

被験者女性のうち、容姿も美しくブランド品で服装を固めたり、社会的な身分もあるような女性の数名が、年下の若いイケメン男子におしりの穴を指でこちょこちょされながら、肛門のかたちや色や形状を、徹底的にバカにされこき下ろされ、性器をビショビショに濡らして、恥ずかしい汁を床に垂らし続けている状態も観測された。

 

おしりの穴のくすぐり実験4~「知人や親友にくすぐられる場合」

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最後の実験では、くすぐる側の実験者を身近な女性(例えば友人など)に設定した上で同じ実験をおこなった。

女性の被験者には「誰にくすぐられるか?」を事前には告知せず、彼女の学校時代や職場の友人などに調査協力を求め、おしりの穴をこちょこちょして貰うことの同意を得た。この実験では、協力者をとりつけることが困難だったため、対象者は20名と若干サンプル数の少ない実験となった。

興味深い結果として、この実験では女性は過去でもっとも『くすぐったい』反応を示した。

前回と同様、壁尻(かべじり)の格好で女性を特殊な装置器具に拘束した。
女性を実験ルームAと実験ルームBの間の壁にとりつけられた特別な拘束具に拘束し、女性の上半身だけは実験室(A)の壁から露出させ、下半身、とくにおしりだけを実験室(B)の壁から露出させるかたちで拘束した。

こちょこちょの実験時間は20分とした。

前半の10分間は誰にくすぐられているかを告知しないまま、友人におしりの穴をこちょこちょして貰った。後半の10分間は、被験者の女性の前に顔を出してくすぐり実験者の正体を明かした上で、再度、別室に戻り、同じ方法でおしりの穴をこちょこちょしてもらった。

この結果、実験の前半と後半とで、被験者の女性のくすぐったさを感じる度合いに劇的な変化が見られたのである。

親友の指でおしりの穴をこちょこちょされている、と判明した途端、被験者の女性は過呼吸になるほど笑い苦しみはじめたのだ。

 
「ああーーーっっはっっはっはっはっはっはっはっはっはっっ!!やだやだやだやだーーーーーはははっははっははっははっ!!」
「やめでやめでやめでやめでやめでやめでーーーーーはっっはっはっはっはっはっはっはっ!!(泣)」

 

被験者の女性は、顔を真っ赤にし、狂ったように笑いながら「本当にやめて」と絶叫した。おしりの割れ目に異常な量の汗をかきはじめ、肛門を激しくヒクヒクさせ、壁にとりつけた拘束具を壊さんばかりに暴れ、それでもおしりの指から逃げられないとわかると、涙を流しながらゲラゲラと大笑いした。

知らない他人におしりの穴をくすぐられるより、魅力的な初対面の男性におしりの穴をくすぐられるより、実際に仲のいい女友達におしりの穴をくすぐられる方が、恥ずかしいしくすぐったい。一般的には、このような傾向が実験により確認できた。

この結果を追加で検証するため、とくにおしりの穴が敏感でくすぐりに弱い女性4名を残し、実験の延長をおこなった。

協力者の友人女性に、実際にいつも呼ぶあだ名などの呼び方で話しかけながら、おしりの穴をこちょこちょしてもらったのだ。

「ほーら、優香、おしりの穴くすぐっちゃうよー?こちょこちょこちょこちょ~」
「ぎゃーーはっはははっははははははっ!!むりむりむりーーははっははははっ!!」

「あはは、私、優香のおしりの穴、はじめて見ちゃった」
「こんなところが弱点だったのね?(笑)」「ほら、逃げないとまたおしりの穴、こちょこちょだよー?(笑)」

「ひーーひひっひひひひひーーひひひっ!!!」
「昔、学生のときくすぐられた仕返しだよー?」「ほーら、恥ずかしい穴こちょこちょこちょ~(笑)」

協力者の友人には、できるだけ「こちょこちょこちょ~」と言いながらくすぐって貰うよう指示した。「こちょこちょこちょ~」と言われながらくすぐられることが、どの程度、くすぐったさに影響を与えるかを調査するためである。

この効果は驚くべきものだった。

友人に名前を呼ばれ、「ほら、おしりの穴こちょこちょだよ~?」などと喋りかけられながら、指でおしりの穴をくすぐられた被験者女性は、くすぐったさの数値が過去に観測したことのない異常な値を示した。あまりのくすぐったさに肛門括約筋が弛緩し、自分の意志でオナラを止められなくなる女性もいた。

「あっははっははははははっっ!!(ぷぅぅうぅうぅ~~) もういやーーはっははっははっはははははははっ!!(ぶすっ)(ぷすうううう)」

 
「ちょっと優香っ!マジでやめてよ、最低っ」
「もう、優香がそんな下品だったなんて信じられない」

 
協力者の友人にはなるべく友達同士のような会話をし、思ったことを正直に伝えてもらいながら、実験時間のあいだは、何があってもおしりの穴をこちょこちょする指を止めないように指示していた。

被験者の女性は、ただのくすぐりの実験のアルバイトだと聞かされていたにも関わらず、いきなり肛門を丸出しにした格好で拘束され、いきなり現れた実際の友人におしりの穴をこちょこちょされ、抵抗することも足を閉じることも、恥ずかしい肛門を隠すこともできない状態である。

被験者の女性は最終的に「羞恥」「屈辱」「くすぐったさ」の全てのメーターが異常値を示した。

科学的にはほとんど発狂寸前と認定できるほど、笑って暴れ狂い1名の女性は泣きながらおしっこを漏らした。もう1名は、呼吸がほとんど困難な危険な状態に陥ったため、医師の判断のもとで実験を中断した。

 
個体差はあるものの、女性のパンツを脱がせて肛門を指でこちょこちょするだけで、状況や条件次第では、女性を失神や発狂寸前まで追い詰めることができてしまうことが今回の実験で明らかとなった。

まとめ

今回の実験レポートでは、まず第一に知られていない事実として、実際の女性がくすぐったいと感じる箇所の上位におしりがあること。そして一部の女性にとってはおしりの穴は最もくすぐったい箇所であることを指摘した。

第二に、おしりの穴をくすぐったいと感じる度合いは、概ね、おしりの穴に対して女性が抱いている羞恥心や触られることへの抵抗感・および屈辱感とも相関傾向があり、同じくすぐり方でも女性がその状況にどのような羞恥心や屈辱を感じるかによって、くすぐったさの感じ方が変わってくる点を指摘した。

第三に、同一の状況かつ同一のくすぐり方であっても、誰にくすぐられるかによって女性のくすぐったさの度合いが変わり、好みの男性におしりの穴をくすぐられたり、昔から見知っている女友達におしりの穴をくすぐられたときに、激しいくすぐったさを感じる点を指摘した。

なお、これらはあくまで傾向についての調査であり、個人差が大きいことは言うまでもない。