「うふふっ、真紀ちゃんって本当にくすぐり弱いのねー?
今までお仕置きした生徒のなかで、一番弱いかもしれないわね。」
「もーう、清水先生ばっかり楽しんじゃって、そろそろ私たちもコチョコチョさせてもらうわよ?」
そういうと、英語の糸井先生とC組の中村先生、保健室の横山先生も一緒になって真紀のカラダをくすぐりはじめた。
糸井先生は、真紀の汗ばんだ首筋や、制服の上から脇の下をコチョコチョとくすぐり、中村先生は真紀のスカートの下から伸びた白くて華奢な太ももを、モミモミと揉んだり、内股をコチョコチョとくすぐった。
横山先生は、真紀の上履きを脱がせると、靴下の上から爪でひっかくように真紀の足の裏をくすぐった。
はじめてだから優しくする、というのは何だったのか―、
もはや真紀にとっては、拷問のようなくすぐったさだった。
「ぎゃーーっはははははははははははははは、やめでっ、やべでくだざいーーっはははははははははははははは、い、息ができないーっはははははははははははははははは」
恥も外聞も投げ捨て、必死にやめてと訴える真紀ちゃん。
先ほどの麗奈ちゃんの痴態を見て、自分はああはなりたくない、と思ったにもかかわらず、くすぐった過ぎて閉じることのできない口からはヨダレをだらだらと垂らし、さらには鼻水まで吹き出しながら笑いくるっていた。
「もう、真紀ちゃんったら、お顔が大変なことになってるわよ」
「こういう真面目そうな女の子が、コチョコチョで発狂してる姿って可愛いのよねー、もっと意地悪したくなっちゃう」
「これだから先生っていう職業は辞められないのよねー」
美人先生4人は実に好き勝手なことをいいながら、真紀の弱い全身をコチョコチョとくすぐった。
「ごべんなざいっ、ごべんなざいーっはははははははははははははは、ごめんなざいーっははははははははははははははは、ごめんなざいっはははははははっはははは」
真紀は狂ったように先生4人に「ごめんなさい」を連呼し、許しを請った。
とにかくくすぐった過ぎて、もはや恥ずかしいという感情が吹き飛んでしまうほどだった。
ところが、美人先生たちは意地悪だった。
「そんな大笑いしながら謝られたって、全然、反省の色が見えないわよ、ふざけてるのかしら?」
「本当、先生たちをバカにしてるの? 真面目で優秀な子って聞いてたのに、随分じゃないの」
「折角こうして忙しいなか、先生が4人も集まってお仕置きしてくれてるのよ? 真面目に謝らないとダメじゃない」
そう口ぐちにいいながら、真紀の全身をくすぐり続ける。
4人の美人先生は、それぞれ真紀の弱いカラダのパーツを発見しては、そこを意地悪くネチネチと責めたてた。
糸井先生は、真紀の制服の袖口から指をすべり込ませて、汗ばんだ生の脇の下をコチョコチョとくすぐった。中村先生は、真紀の内股をコチョコチョくすぐりながらだんだんと上に登っていき、スカートのなかに手を潜り込ませながらパンツのギリギリの際をコチョコチョとくすぐった。
清水先生は、脇腹をモミモミしながら、もう片方の手で真紀の腰骨をぐりぐりとくすぐった(これも死ぬほどくすぐったい)。
横山先生は、両手で真紀の抵抗することも逃げることもできない両足の裏を、執拗にコチョコチョとくすぐった。
真紀は発狂せんばかりに暴れて、手足の拘束具を引きちぎらんばかりに引っ張るが、頑丈な拘束はビクともしない。とうとう真紀は、あまりのくすぐったさに涙をながして泣き始めた。
「いやーーはははははははははははははは、もう嫌っ、嫌でずーっははははははははははははあははははは、ごべんなざいーーーっはははははははははははははははは、」
「あらあら、真紀ちゃん、これくらいで泣いちゃダメよー、まだ優しく手加減してコチョコチョしてるのよ?」
「お勉強ができる優等生ってだけじゃ、社会に出てから大変なのよ。 我慢とか、根性とかを教えてあげるのも、先生たちの仕事なのよね」
「ほら、泣かないで! もっと楽しくなるように、たっぷりコチョコチョしてあげるからね」
美人先生たちは、そういって真紀の全身を休むことなくくすぐり続ける。
「嫌ーーっはははははははははははは、も、もう、ごめんなざいーっははははははははははははははははははははは」
真紀はその後も休むことなく5分間、両手足を縛られたままカラダ中の敏感な部分を大人4人掛かりでくすぐられ続けた。
真紀はその5分間、涙を流し、ヨダレを垂れ流し、鼻水をまき散らしながら、人様に見せたことのない醜態をさらしながら、ひたすら「ごめんなさい」と謝罪をし続けた。
そして5分後、はじめてくすぐりの手がやむ。
「うふふ、よく頑張ったわね、偉かったわよ?」
そういいながら、清水先生は、グチャグチャになった真紀の顔をハンカチで吹いてあげる。
手足を縛られ、1人ではヨダレを拭うこともできない真紀は、放心状態のまま、涙や鼻水、ヨダレを清水先生に拭き取ってもらっていた。
「まあ初日だから、これぐらいにしてあげる? 反省はしてるみたいだし」
「どうします?清水先生?」
保健室の横山先生が、清水先生に尋ねる。
「そうねえ、それじゃあ最後に、好きな男子を発表してもらうっていうのはどうかしら?
宿題を忘れた罰として、ここの先生たちに、好きな男子の名前を発表するの。そしたら今日は許してあげるわ」
突然、清水先生がとんでもない提案する。
「真紀ちゃんは、好きな男の子はいるの?」
清水先生は、真紀の顔を覗き込みながら、そう笑顔で尋ねる。
それを聞いた途端、真紀はようやく我に返った。 真紀は普段は勉強に一生懸命な優等生のイメージが強く、恋愛などの浮いた話はない。
でも年頃の女の子で、しかもこれだけ可愛い子なのだから、当然、好きな男子はいる。
このとき真紀の頭に思い浮かんだのは、クラス内で一番の運動神経を持つ、サッカー部のエース、高橋君だった。
しかし真紀は、ひそかに高橋君を想っているだけで、あまり喋ったこともなかった。
むしろ敢えて誰にも気づかれないよう振る舞っていた。 だから、その名前を先生に発表するなんて出来るわけがなかった。
「・・・・い、いないです」
少し間をあけてから、そう咄嗟にこたえる真紀。
「そう・・・いないのね」
清水先生はそう言って真紀から視線をそらした。
(うまく・・いった?)
その瞬間、真紀の脇腹にまたとんでもないくすぐったさが襲い掛かってきた。
「ぎゃーーーっはははははははははははははははは、やめてやめてやめてーーっはははははははははははははははははははははははは」
「先生に嘘をつくなんて、真紀ちゃんはまだ反省が足りないのかなー? それって、もっとコチョコチョしてほしいってことよね?」
清水先生は残念そうな顔をしながら、両手足を拘束されて動けない真紀の脇腹を、コリコリと揉みほぐした。
「今日はもうおしまいにしようと思ってたけど・・・、もっとコチョコチョされたいなら仕方ないわ。あと1時間、コチョコチョの刑ね」
「ほら、先生たちもくすぐってください?」
そして、再び4人掛かりで地獄のようなくすぐりの刑がはじまる。
真紀は半狂乱になった。 あと1時間もあのくすぐり責めが続いたら堪らない。間違いなく死んでしまう。
「わ、わがりましだーっはははっははははははははははははははは、言う、言いまずーーっははははははははははははははははは、言うがら許じでーっははははははははははははははっは」
「もう、それじゃあ私たちが無理やり言わせてるみたいじゃないの。
ひどいわー、本当は真紀ちゃんが自分で先生たちに報告したいんでしょ?」
「あはははははは、はい、そうでずっーっははははははははははははははは、い、言いたいでずーっははははははは」
「ふふ、だいぶ素直になってきたわね、じゃあ好きな男の子の名前を教えて?」
「ぎゃーっはははははははははははははははは、す、好きな男子は、た、高橋君でずーっはははははははははははははははははははははは」
「へぇー、高橋くんが好きなのねー。 おとなしそうな顔して、結構メンクイなのね、真紀ちゃん」
優しく真紀を見下ろしつつも、容赦なく脇腹をくすぐりながら、清水先生はそういった。
「ふふ、でも今の真紀ちゃんの姿を高橋くんに見せたら、嫌われちゃうかもしれないわね?」
「いやーーはははははははははははははは、そ、それだけは、許じでーーっははっははははははははははははははははははは」