(※妄想 18禁フィクションです)
丸川東高校は、女子柔道部の強豪校である。特に女子柔道部としては珍しく、寝技や固め技が滅法強い。
それには、ある特殊な秘密特訓に理由があった。全国ではめずらしく「くすぐり」を練習に取り入れているのだ。ちなみに、寝技の練習ができるのは2年生からだけ。女子1年生はみんな練習の補助だけである。
練習方法はシンプル。まず女子2人が一組になって片方が寝技をかける。ガッチリと寝技をかける。
すると付き添いの1年生が3人、寝技をかけられた先輩の2年生女子を、みんなでコチョコチョする。
これが、当然かなりキツイ。けさ固めや、横四方固め、縦四方固め、などの押さえこみで、ガッチリ押さえこまれた2年生の女子は、補助の1年生女子に、空いている脇腹や、足の裏、太もも、おしり、股関節、などを3人掛かりでくすぐられる。
押さえこまれた2年生女子は、悲鳴をあげながら、必死に暴れる。くすぐりから何とか逃れようと、身をよじり、なりふり構わず、ジタバタ暴れまわる。
しかし、押さえこむ側の2年生女子は、それでもガッチリと押さえこみを続けなければならない。万が一、途中で押さえこみを解かれてしまったら、罰として補助の1年生6人がかりで手足を大の字に広げた状態で押さえつけられ、徹底的にくすぐられることになるからだ。
だから押さえこむ方も必死だ。お互いが必死になるから、当然、寝技が圧倒的に上手く強くなるのだ。
ちなみに寝技に時間制限はない。押さえこまれた側の女子は、自分で逃げ出さない限りは、補助1年生のくすぐり責めから逃れることはできない。ヨダレを垂らして笑い狂おうが、泣き叫んで許しを請おうが、鼻水を吹き出そうが、顔が汗水でぐちゃぐちゃになろうが、逃げられない限り、くすぐりは終わらない。
例えば、けさ固めなどは、押さえこむ側は、押さえこまれている2年生女子の顔を間近で覗きこめるかたちになる。ハッキリいって気の毒だ。
華奢な女の子や弱い女の子は、いつまで経っても押さえこみから抜け出すことができず、徐々に暴れる体力もなくなっていき、だらしなく泣きながら笑い続けることしかできなくなる。普段は可愛い女の子でも、その顔は涙と鼻水でぐちゃぐちゃになって、とても見れるものではない。でも、押さえこみを解いてしまうと、自分が罰を受けることになってしまうので、解くわけにはいかない。
普段は友達の女の子でも、柔道の練習時間となると弱肉強食だ。
女子柔道部は体育会系の世界なので、とにかく弱い女の子は悲惨だ。いくら容姿が可愛くても、柔道が弱ければそんなのは関係ない。毎日毎日、練習時間のたびに代わりがわり、色々な同級生や先輩3年生に押さえこまれて、毎回、かわるがわる違う1年生たちにコチョコチョされて、泣きさけぶはめになる。
柔道に弱いと、後輩の尊敬を集めることもできない。いつも1年生にコチョコチョされて、間抜けな顔でヨダレを垂らして笑狂っているのだから当然だ。威厳も何もあったものではない。
影で「美咲先輩のくすぐられてるときの顔、マジうけるよね~ww」「わかる、ああはなりたくないよねー、恥ずかしいもん」「昨日、許じでぐだちゃい~とか言ってたからねw プライドないのかなw」などと言われてしまう。
強くなればなるほど、くすぐられる機会は減る。弱い女子は練習時間の大半をくすぐられ続けることになる。なので、弱い女子はどんどん柔道部を辞めていく。